2011/02/18

先端技術と大衆需要3、携帯電話を事例として

現代の科学技術はドラえもんレベルのものであれば、
ある程度のものは何でも作れてしまうという。
しかし、普及が実行できる確約がないと、研究開発に乗り出せないという、
某電機メーカーの開発主任の言葉。

彼にどうしたら、彼の作りたい「あるもの」を開発できるのかを聞いてみた。
すると、彼なりに考えた答えは以下の通り。
(この記事は「先端技術と大衆需要1」「先端技術と大衆需要2」 の続編です。)



「たとえばですよ、イチローとか松井とか、
今だったら本田圭介とか、
あるいはミスチルの桜井さんとか、
その位の人たちが、『これ欲しい!』って言ってくれて
自ら全力で広告塔になってくれたら、
万単位の需要が見込めるので
開発することはできるんです。
会社の予算も降りるんです。
要するに、

「一般、大衆受けする社会的影響力のあるカリスマ性のある人」にさえ関わってくれれば
それで我々も開発できるんですよ。
ただのお金持ちが作ってといってオーダーメイドではできない。
一部上場の創業者や社長が何十億あげるから、といってもできない。
中東の石油王クラスだと額がハンパないので、例外として特注で作りますけれど、
日本のお金持ちに言われても、それは無理です。
なぜなら我々の会社は『お金儲け』じゃなく『社会貢献』が第一なので
やはり何十億あげるからといって、オーダーメイドっていうのはできないですね。
可能といえば可能ですけれど、敢えてやらないです。」



長いこと、日本の航空行政の腐敗を見てきた私。
「社会貢献」というか「公共交通機関としての義務」という飾り立てた建前
実態は公共ではなく、
いかに既得権益を守るだけに固執しているか
結局は大衆の幸せなんて二の次で自分たちの体裁をどう守るかという現実に
立ち会ってきた私にとって
彼の言葉は衝撃的だった。


「金を積まれれば可能だけれど、
それでは大衆が納得しない。
我々の企業は第一に社会貢献のためにある。
だから敢えてやらない。」というのだ。

そういう背景には、
その技術が「人を殺めるために使われる可能性もあるから」
だと云われていた。



プレイステーション3がミサイル発動させるくらいの技能があるという報道があったが
それを事例に挙げられて

使いようによっては、技術を悪用されてしまうこともあるという。


「そんなことには絶対に使わせられない、
我々の技術は使い方を誤れば、本当に悲惨な結果を招くこともあるから
技術者として、本当に最大多数の人々が幸せになる使い方ができるならという前提の元で
開発を進めていかなくてはならない」



感動してしまった。

こういう企業こそ、私は生き残り続けると確信させられた。
事実、彼の会社は、ここ数年の業績が右肩上がりである。
リーマンショックもどこ吹く風という感じだ。





技術的にはもの凄い次元の開発ができるところまできている。
今すぐ、作ろうと思ったら、あれもこれも作れる。
中東の大富豪が超大金を支払うとなると、
世界に名だたる企業が彼らを「のびたくん」として
いくらでも発明品をアイデアポケットの中から提供できるという事実。




ドラえもんの世界とまでは行かないが、
本当にそのくらいのレベルの技術開発が進んでいる。







私が再三述べている、「アトムの法則」。

今一度解説させていただくが、
「アトムの法則」とは、戦後にアトムを見てきた世代が
あの世界を実現させようと、願い、それぞれの役割で果たした結晶。
それが今の東京や大阪や世界の現代都市の姿であるということ。





同様に「ドラえもんの法則」もあり、
「ドラゴンボールの法則」もある。
(カプセルコーポレーション作ろうと言ってたアメリカ人の彼は、現在資産を順調に増やしているそうです。私はタイガーエアウェイズジャパンが失敗に終わっちゃったから、これからその分、別分野(作家・音楽活動)で立て直ししないとなぁ〜)



人は、私たちは願った方向にしか行っていないということ。


時折、どこかの極東の国みたいに間違った選択を行ってしまう主権者もいるが、
こういう閉鎖的な独占社会もいつまで続くか分からない。
エジプトの例を見てもそうである。
前回の記事でも書いたが、あの革命的出来事は、ツイッターやフェイスブックというニューメディアかつ、圧力や情報操作がしにくいソーシャルネットワークが発端となって起きた側面がある。


いかに先端技術が進んでいても、
大衆が望まないのであれば、それはガラクタも同然。


先端技術はこれからますます大衆の最大多数の需要に応えて
魅力ある価値を私たちに提供してくれるに違いない。




追伸:

先端技術の中で私はやはりドラゴンボールの中に出て来た、
オールヒールマシーンがほしい。

あれさえあれば、私も安心どころか、
世界中で助けられない命などなくなってしまうんだ。
他にも色々とあるものの、やはりこれは2041年までには作りたいもんだ。
おそらく大多数の人が願っている価値あるものに違いないから。
(医療関係者は仕事がなくなってしまうから、猛反対するだろうが
変化に対応できないものは生き残れないbyダーウィン、
だから私に子どもができても医者にはさせないだろうな〜w)
さて、あなたは何がほしい?

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